こんにちは!管理人のyukariです。
5月8日放送の「笑ってコラえて!2時間SP」で熊本県立高森高等学校の漫画学科が特集されます。
この高森高校というのがなんと公立高校である上に、漫画の出版などを手掛けるコアミックスが全面協力しているというのです。
どんな高校か気になりますよね!
今回は熊本県立高森高等学校の漫画学科がどんな学校で偏差値や倍率、どんな講師陣がいるのかなどを調べてまとめてみました。
熊本県立高森高等学校・漫画学科とはどんなところ?
熊本県立高森高等学校は熊本市内から車で約1時間程の所にあります。
創立77年目を迎える歴史ある高校ですが、近年は少子化問題や都市部への流出など1学年が40名を切り、存続の危機に立たされていました。
その存続の危機に町が全面バックアップをする事になり、熊本出身の元「週刊少年ジャンプ」編集長の堀江信彦氏が率いる㈱コアミックスに協力を仰ぎます。
コアミックスには「シティーハンター」の北条司氏や「北斗の拳」の原哲夫氏が所属していて、「週末のワルキューレ」や「ワカコ酒」などヒット漫画を世に送り出している会社です。
【堀江信彦さんについて詳しくはコチラから↓】
全国から生徒を募集し、2023年4月から高森高校の漫画学科はスタートしました。
もちろん高校なので、一般科目の勉強もしっかり行います。
【1年生】
漫画専門の授業が週6時間。
素描・構成は美術講師、マンガ制作はプロの漫画家や編集者が教壇に立つ。
【2年生】
漫画専門の授業が週8時間。
【3年生】
漫画専門の授業が週13時間。より専門的な授業を行う。
漫画学科の授業を受ける事により絵コンテを描くことが出来るようになり、映像の絵コンテや舞台のシナリオが描くことが出来るようになるので、マンガ家の道だけでなくエンターテイメントのクリエイターとしての能力を磨く事も出来る。
さらにはプロの漫画家が使用する専用のパソコンを漫画学科の生徒は全員使用出来るという。
高森高等学校のマンガ学科の講師は有名漫画家や編集者!
高森高校・マンガ学科の講師陣はコアミックスが全面斡旋しています。
現役のプロ漫画家や編集者が講師陣に!
「ちるらん 新撰組鎮魂歌」の原作・梅村真也氏や作画・橋本エイジ氏も教壇に立ったようですね。
㈱熊本コアミックスの社長・持田修一氏や「プルコギ」などの原作者・富沢順氏も講師をされています。
プロの現場を経験されている方々に直接教えてもらい、見てもらって意見を聞けるというのはすごい事ですよね。
熊本県立高森高等学校・漫画学科の偏差値と倍率
熊本県立高森高等学校「漫画学科」の偏差値は36です。(2023年度)
漫画学科40名募集の枠に2024年度は出願者数が80名(その内、学区外から15名)、倍率は2.32倍でした。
2023年度は1.82倍だったので倍率が高くなっていますね。
今後、認知度と評判、実績が上がれば更に倍率が高くなると予想されます。
熊本県立高森高等学校・まんが学科の入試内容
前期試験で募集の7割を決定しますが、後期と少し試験内容が違いますのでチェックして下さい。(2024年度現在の情報)
前期(募集定員40名の70%の28名)の具体的な選抜方法
①実技検査【6割】鉛筆デッサン100分 (2023年度は静物写生)
②マンガと文章による自己表現【3割】60分 与えられたテーマについてマンガと文章(10行以内)で表現する。
③ 調査書【1割】
後期の具体的な選抜方法
5教科の学力検査得点合計と実技検査(鉛筆デッサン50分)得点を合計した得点の順位を主たる資料と
し、調査書を参考として選抜を行う。
熊本県立高森高等学校・マンガ学科は県外からも受験出来て寮完備!
高森高等学校「漫画学科」は熊本県外からの生徒も募集しています。
ただし、入学を許可できる人数は募集人員の40%以内という決まりはあるものの、公立高校で全国で初めてのマンガを学べる学校なので興味のある学生は沢山いるでしょう。
しかも高森町営学生寮「たかもり時空和(ときわ)ベース」も完備されています。
寮名は漫画家の手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎らが集った「トキワ荘」とかけ、夢と志を同じくする若者が「時間」「空間」を共有し、日本の文化「和」を世界に発信するとの思いを込めたそうです。
男子寮、女子寮と別れ、男子寮は高森中学の剣道部生徒が入寮しています。
まとめ
今回は熊本県立高森高等学校・漫画学科について調べてまとめてみました。
・熊本県立高森高等学校・漫画学科は全国唯一の公立で漫画を学べる高校。
・熊本県立高森高等学校・まんが学科の講師陣はコアミックス斡旋のプロの漫画家や編集者。
・熊本県立高森高等学校・漫画学科の偏差値は36、倍率は2.32倍。(2024年度)
・熊本県立高森高等学校・マンガ学科は熊本県外からも受験可能。
熊本県立高森高等学校「マンガ学科」の評判はどうなのか?という事については、設立されて間もないため未だ、そういった情報は見つける事が出来ませんでした。
漫画学科に行ったからといって、必ずしも漫画家になれる保証はないけれど、自分の描いた漫画を現場で働くプロに見てもらうチャンスは多くなりますよね。
それに挑戦してみたかったけど一歩踏み出せなかった若者には、挑戦しやすいやり方かなと個人的には思いました。
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