山元正博(河内源一郎商店会長)の経歴まとめ。妻に息子は超エリート!【カンブリア宮殿】

エンタメ

こんにちは!管理人のyukariです。

5月2日放送の【カンブリア宮殿】では麹の神様”とも言われている河内源一郎さんが創業した河内源一郎商店の会長・山元正博さんが出演されます。

山元正博さんと彼の祖父・河内源一郎や父・山元正明の経歴。

そして山元正博さんの妻や息子の事を調べてまとめてみました。

山元正博(河内源一郎商店会長)の経歴まとめ

河内源一郎商店・創業者は山元正博の祖父

河内源一郎商店は現会長の祖父にあたる河内源一郎さんが創業しました。

明治16年 広島県(現在の福山市)に代々続いた味噌・醤油醸造の「山田屋」の長男として生まれる。

大阪高等工業学校醸造科(現在の大阪大学発酵工学科)へ進学した頃、家業が廃業へと追い込まれる。

大学進学を諦め、大蔵省の役員として鹿児島・宮崎・沖縄の味噌・醤油の製造指導にあたる仕事に就きます。

当時、焼酎の品質が安定せず、腐らせてしまう事が多かったが、泡盛に使われる麹菌を研究し、焼酎に適した‟泡盛黒麹菌”の発見に成功する。

さらにこの泡盛黒麹菌の突然変異による新種を発見し‶河内菌白麹”と名付け、どちらも次第に九州全土で使われるようになる。

有名な焼酎「黒霧島」などラベルに‶黒~”と付いてるのはこの黒麹菌を使用している事からきてるんだって。

大蔵省を辞めた河内源一郎さんは種麹屋として製造・販売を開始し、麹の世界の発展に大きく貢献しましたが、66歳の時に心臓麻痺により突然お亡くなりになりました。

山元正博の父親は婿養子だった

画像:QONジャーナル

河内源一郎商店の2代目は、娘婿の山元正明さん。

実は河内源一郎さんには実の息子さんもいらっしゃいましたが、息子も親戚も元々継ぐ気持ちがなく、誰も麹を作る方法を知りませんでした。

河内源一郎さんが突然亡くなる前に娘さんと結婚していた山元正明さんは、もともと海軍の技術士官でした。

麹の発酵でアルコールをつくって飛行機を飛ばそうと教えを乞うために源一郎さんの所に尋ねた縁で絆を深めます。

後を継ぐことを決め、残された種麹から3年かかり、何とか培養する事に成功します。

その後、河内式ドラム型自動製麹(せいきく)装置を完成させ、品質の安定した焼酎製造に貢献します。

どれだけ貢献したかというと、驚くべき事に50年代のNHKの紅白歌合戦の審査員に呼ばれている事です!すごいですね。

山元正博は東京農業大学出身

画像:日刊ゲンダイデジタル

2代目の息子・山元正博さんは東京大学農学部・同大学院を卒業後、河内源一郎商店へ入社。

しかし、方向性の違いから父親と衝突の末、「そこまでいうなら社長をやってみろ」という事で、河内源一郎商店が持っていた酒造メーカーの「錦灘酒造」を任されます。

この「錦灘酒造」が大赤字を抱えていましたが、ギリギリのところで焼酎の観光工場を作るというアイデアと融資を集める行動力で成功させます。

これが1990年9月にオープンした観光工場焼酎公園〈バレルバレープラハ&GEN〉です。

最初は全く観光客が訪れませんでしたが、山元正博さんは袴に雪駄スタイルで全国の旅行代理店を中心に営業して回ります。

変わった風貌と熱心な営業が功を奏し、次第に客足も伸び、目標の年間30万人を突破します。

本格的なチェコビールの醸造所を作ったり、大量に出る焼酎の廃液を家畜の飼料にする事に成功します。

そして現在も、山元正博さんは麹の力があらゆる場面で利用する事が出来るように日々、研究されています。

2001年に研究と商品開発に集中するために社長業を妻の山元紀子氏に任せます。

山元正博の妻はどんな人?

山元正博さんからグループ会社を任された妻・山元紀子さん。

短大で栄養士の資格を取得後、河内源一郎商店に入社。

そして22歳の時に現会長・正博さんと結婚しました。

夫の正博さんが父親と衝突した際には、夫と一緒に会社を追い出されたとか。

そしてそこから苦楽を共にして河内源一郎グループを引っ張っていっています。

現在ある関連会社の「きりしま高原麦酒株式会社」「有限会社河内菌本舗」「霧島高原ビール株式会社」は山元紀子さんが社長を務めています。

山元正博の息子は外科医!

画像:SHOCHU NEXT

2023年5月にグループ企業である株式会社源麹研究所の社長に息子の山元文晴(ぶんせい)さんが就任します。

山元文晴さんは元々、家業を継ぐつもりはなく心臓血管外科と消化器外科の医者として働いていました。

子供の頃から理系の勉強が好きで、たくさんさせてもらえたので自然と医者を目指したそうです。

しかし、父親の正博さんから「臨床医をやめて、大学院へ行って博士号を取れ、麹の研究をしよう」と勧められます。

何度となく父親からの誘いがあり、最後には実家に戻る事に決めました。

文晴さんは東海大学大学院医学研究科先端医科学専攻博士課程を修了、医学博士号を取得。

麹が体に及ぼす働きについて日々、研究を行っています。

私たちの生活には「発酵」という麹の力を借りた食べ物などが多く存在して、かかせないですよね。

そんな麹を安全に美味しく頂けるよう日々研究してくれる人たちがいるからこそ、私たちが日常的に手に取る事が出来るのですよね。

まとめ

今回は河内源一郎商店会長の山元正博さんについて調べてまとめてみました。

・河内源一郎商店の創業者は河内源一郎。
・2代目は娘婿の山元正明氏で3代目はその息子の山元正博氏。
・現在はグループ会社を妻の山元紀子氏がまとめ、その息子の文晴氏が株式会社源麹研究所の社長に就任している。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
エンタメビジネス
yukariをフォローする
yukariのchotto楽しい生活

コメント

タイトルとURLをコピーしました