こんにちは!管理人のyukariです。
週刊少年ジャンプの歴代最高部数653万部の記録を残した時代の編集長で、「北斗の拳」や「シティーハンター」を担当した堀江信彦さん。
週刊少年ジャンプの黄金期を作り上げたと言っても過言ではありません。
2000年に集英社を退社した後、2024年現在までどうされているのでしょうか。
今回は元ジャンプ編集長の堀江信彦さんの経歴に2024年現在は一体どうされているのかを調査、まとめてみました。
堀江信彦(ほりえのぶひこ)のwikiプロフィール
生年月日 | 1955年8月17日 |
出身地 | 熊本県 |
出身高校 | 熊本県立熊本高等学校 |
出身大学 | 早稲田大学法学部 |
堀江信彦さんは1979年に集英社入社。
入社して辞令で漫画編集者となった堀江氏は、もともと映画のシナリオが好きで黒沢明さんや山田洋二さんの作品は沢山見ていたそうです。
それが週刊少年ジャンプの編集者として大いに役にたったそうです。
1985年から連載がスタートした「シティーハンター」ですが、冴羽獠の仕事のパートナー・香の名前は当時生まれた堀江氏の娘さんの名前である「香」から付けられたそうです。
誕生日から計算すると、当時、堀江氏は30歳前後。
娘さんは現在、40歳前後という事になりますね。
1993年 週刊少年ジャンプの5代目編集長に就任。
1995年 1995年3・4号で653万部の歴代最高部数を達成。
しかし、発行部数が急激に減少し、更迭され1996年に「メンズノンノ」編集長に転属している。
堀江氏の事を調べるとやはり、「歴代最高部数を成し遂げたレジェンド」といった風に書かれているが、実は堀江氏の前の4代目編集長の功績が大きいのではないの?といった意見も出てくる。
4代目編集長というのが、「さわやか万太郎」「ドーベルマン刑事」そして北条司の「キャッツアイ」を担当していた後藤広喜氏。
後藤広喜氏が編集長を退く際に、集英社取締役会において次期編集長は「ドラゴンボール」の鳥山明氏を発掘した鳥嶋和彦氏に就任が決まっていたにも関わらず、後輩の堀江氏を指名したとか。
結局、堀江氏が更迭された後に6代目編集長に鳥嶋氏が就任されていますが、4代目の後藤氏が周りの意見をはりのけても堀江氏を選んだのには、それだけ堀江氏の才能を見込んでの事だと思うので期待に応えたといってもいいのではないでしょうか。
その後、1997年男性向けビジュアル月刊誌「BART]編集長に就任しますが、2000年「BART」の休刊を機に集英社を退社。
堀江信彦は現在(2024)はコアミックスの社長!
2000年に集英社を退社した後、同年に原哲夫・北条司・次原隆二と共に東京・吉祥寺に株式会社コアミックスを設立し代表取締役に就任。
「週刊コミックバンチ」を創刊し、2004年まで編集長を務める。
2009年 東京・吉祥寺に「カフェゼノン」をオープン。
2010年「月間コミックゼノン」を創刊し、2013年まで編集長を務める。
2011年 飲食業を展開するため株式会社じぞう屋を設立。
2018年 「カフェゼノン」隣に肉バル「ゼノンサカバ」をオープン。
同年に熊本コアミックスを設立し、熊本市内に「コアミックスまんがラボ」を開設。
東京本社のコミックゼノン編集部への漫画原稿のリモート持ち込みなどができる編集部分室として活動してきましたが、2023年9月末で「アーティストビレッジ阿蘇096区(オクロック)」へ業務を引き継ぎ閉店。
2020年 漫画のライブ化を目的とした女性だけの歌劇団「096k熊本歌劇団」を設立。
同年に熊本県高森町に第2本社開設。
2020年「アーティストビレッジ阿蘇096区(オクロック)」創設
国内や海外から漫画家を募り、ここに住み込みながら仕事が出来る環境を提供している。
プロが使う作画機材をそろえた漫画制作スタジオがあり、編集者との打ち合わせはオンラインで。
昭和初期から中期に存在したトキワ荘をイメージし、当時、手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎や赤塚不二夫らが同じ場所で切磋琢磨した環境を再現したそうです。
すごいですよね。
至れり尽くせりの環境。
お金と時間をかけての投資に、堀江氏の漫画家を育てようという意気込みを感じる。
その他にも漫画家育成のために多方面に協力をしているようです。
2018年4月 吉本興業が沖縄ラフ&ピース専門学校を設立。
漫画家や原作者、編集者を育成するためのマンガコースがあり、コアミックスが全面的に協力している。
2023年4月 熊本県立高森高等学校マンガ学科 設立
高森町が毎年、定員割れをしていた高森高校にマンガ学科を設立し、全国から生徒を募集。
普通教科の勉強の他に漫画を描くために必要な知識や技術を身に付け、出来れば高校生でデビューしたいという生徒も。
そのマンガ制作の授業をコアミックスが協力し、漫画家や編集者が行っているそうです。
私が子供の頃は親に「漫画ばっかり読んでないで」と漫画を読むことが、少し後ろめたい気持ちがあったけれど、現代は漫画の存在価値が上がっていて、堂々とオタクです!漫画好きです!って言えるのが良いなと感じます。
こうやって公立の学校で漫画を学ぶ事が出来るようになるなんて考えもしてなかったなぁ。
【熊本県立高森高等学校について詳しくはコチラから↓】
北原星望のペンネームで原作者としても活動
堀江信彦氏は北原星望のペンネームで「いくさの子₋織田三郎信長伝」や絵本「森の戦士ボノロン」シリーズの原作をてがけている。
まとめ
今回は週刊少年ジャンプの5代目編集長・堀江信彦さんについて調べてまとめてみました。
・堀江信彦氏は週刊少年ジャンプの歴代最高部数653万部の記録を残している。
・堀江信彦氏は集英社を退社後、原哲夫・北条司・次原隆二と共に東京・吉祥寺に株式会社コアミックスを設立し代表取締役に就任。
・堀江信彦氏は熊本県高森町にアーティストビレッジ阿蘇096区を設立し、グローバルに漫画家育成に取り組んでいる。
・堀江信彦氏は北原星望のペンネームで原作者としても活動。
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