チョコレートにカビが生える原因は?見分け方に防止策まとめ!

生活

こんにちは!管理人のyukariです。

百貨店「伊勢丹」のオンラインストアや店舗でバレンタインシーズンに販売されたフランスのチョコレートメーカー「BERNACHON/ベルナシオン」の一部商品に「カビによる汚染」が発生したという報道で話題となっています。

対象の商品となっているのが「ショコラアソート ボアット マヤ」(16粒入り、1万9980円)と「ショコラアソート キューブ マヤ」(12粒入り、1万4040円)です。

賞味期限は2025年2月21日のもので自主回収・返金がされるそうです。

「カビが生えた原因は何だったのか?」

「そもそもチョコレートにカビってあんまり聞いた事ないけど、どんな感じなの?」

「カビが生えないようにするにはどうしたらいいの?」

最後まで美味しくチョコレートを頂きたいですよね。

以上の疑問を解決するべく調査しまとめてみましたので参考にしてみて下さい。

チョコレートが白っぽい!カビの見分け方とは?

手軽にチョコレートが手に入るといえば、やはりスーパーなどで手に入る明〇や森〇などの有名なお菓子メーカーのチョコレートですよね。

正直、カカオも値上がりしているこの時代にあれだけの品質のものを安い価格で提供してくれているのは本当に嬉しいです。

そんな普段買っているチョコレートでも、ごくたまに「何か表面が白っぽいんだけど・・」というものを見た事ありませんか?

私は以前、お菓子を作る仕事をしていたので、その原因を知っているのですが、知らないと「カビ?」「食べて大丈夫?」と不安になりますよね。

大きく原因には2通りあります。

ファットブルーム

「ファットブルーム」と呼ばれているこの現象は、チョコレートの製造上での不十分な温度調整(テンパリング)や保存状態の悪さによって現れます。

チョコレートに含まれているココアバターの結晶が28℃前後の高い温度によって溶け出して、再び冷えて固まることで白く浮き出てしまうのです。

ファットブルームと似た現象に「シュガーブルーム」というものもあります。

これもまた結露などでチョコレートに含まれる砂糖が溶け出し、再び冷えて固まる事で表面で白く結晶化している状態の事です。

ちなみにこのどちらの場合も、カビではないので食べても身体に害はありません。

しかし本来のチョコレートの香りや舌ざわりなどはザラザラしたりと質は落ちています。

カビ

ファットブルームやシュガーブルームと違いカビは、健康被害を引き起こす可能性があるため食べないで下さい。

どう見分ければいいのでしょうか?

「カビ」の場合は・・・

・ふわふわと短い毛の生えたような白い綿状
・一箇所に集中している
・触るとネバネバしている場合がある
・カビ臭い

判断出来なければ、「食べない」の選択をするのが一番です!

チョコレートにカビが生える原因は?

今回、ベルナシオンで「カビに汚染された」とされる商品は生クリームを使用したボンボンショコラを含むチョコレートの詰め合わせセットでした。

板チョコのようなものより水分量が多く、それだけ保存状態によってはカビが生えやすいという事です。

もちろん板チョコも保存状態などが悪ければカビは生えます。

原因は究明中という事ですが、今回カビが生えた理由の可能性は「保存時の温度湿度管理が適切でなかった」ことではないかと私は思います。

フランスからの輸入なのでどの時点かというのもまだ現時点では発表されていません。

保存期間に急激な温度変化や湿度の高い場所に保管されると、カビの生えるリスクは高くなります。

チョコレートのカビ防止策とは?

美味しいチョコレートを最後まで安全に美味しく頂くためには、自宅でどう保存すべきでしょうか。

購入したチョコレートが板チョコのようなものなのか、果汁や生クリームを使用したチョコレートボンボンのようなものなのか、生チョコなのか種類によっても保存方法は変わります。

基本的には購入した商品裏の「保存方法」の通りにして下さい。

「板チョコレート」「チョコレートボンボン」「生チョコレート」
大きく分けて3種類。どのタイプかチェック!

板チョコレートタイプ

板チョコレートタイプは、22℃以下を目安に保存するのがおすすめです。

夏場でなければ常温保存で大丈夫かと思いますが、直射日光の当たる場所や暖房の入った部屋、暖房器具や火の傍などは温度変化が激しいためおすすめしません。

基本的に高温多湿な場所は避けましょう。

チョコレートボンボンタイプ

果汁、ナッツ系クリーム、ウイスキーなどが中に入ったトリュフのようなチョコレートの事です。

基本的に16℃以下を目安に保存します。

季節によったら常温保存も可能ですが、温度変化が激しい場所は避けましょう。

冷蔵庫で保存する場合は、冷蔵室よりも冷えすぎない野菜室(3~8℃設定)がおすすめです。

野菜室が難しければ、新聞紙などに包んでジッパー付き保存袋で密閉してから冷蔵室に保存すると冷えすぎず良いでしょう。

いずれにせよ、冷蔵庫へ保管する場合は密閉状態にして湿度の影響を受けないようにしましょう。

湿度や温度変化による結露が「カビ」の原因になります。

生チョコタイプ

生チョコは溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜて作ります。

水分量も多く長く日持ちもしません。

商品の保存方法を確認しても「10℃以下での保存」となっているかと思います。

季節を問わず冷蔵庫で保存して下さい。

チョコレートの保存方法は確認出来ましたか?

ここではおおまかに「板チョコ」「チョコレートボンボン」「生チョコ」と3タイプに分けて保存方法をご説明しました。

必ずご自身が買われたチョコレートに記載された保存方法を確認してください。

「急激な温度変化」「直射日光」「湿度の高い場所」はチョコレートの天敵です。

この3つに気を付けて、最後まで美味しくチョコレートを召し上がって下さいね!

情報がお役に立てたら幸いです。

まとめ

今回は「チョコレートにカビが生える原因は?見分け方に防止策まとめ!」と題して記事をまとめてみました。

・チョコレートにカビが生える原因は「急激な温度変化」「湿度」が関係した保存状態の問題。

・短く白っぽい綿毛上のものがチョコレートに付着してないか、臭いや触感が異常でないかでカビを確認する。

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