キッザニア創設者(社長)住谷栄之資の経歴におすすめ本を紹介。単なる職業体験ではない!【初耳学】

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約100種類の仕事やサービス、そしてその社会の仕組みを楽しみながら学ぶことができる「こどもが主役の街」キッザニア創設したのは住谷栄之資 (すみたに えいのすけ)社長です。そんな住谷さんがキッザニアを創設したのはなんと61歳の時。テレビ番組「初耳学」に初登場の住谷栄之資さんが林先生と対談されます。彼の経歴や著書、単なる職業体験ではないキッザニアに込める思いを調べてまとめてみました。

キッザニア創設者 住谷栄之資(すみたに えいのすけ)の経歴

1943年、和歌山県田辺市生まれ。母方の実家が漁師町で網元をやっており遊び場は海だった。
小学校からは大阪へ引っ越し。

箕面中学に入学後、サッカー部に所属。当時は大阪府大会でも優勝するような強豪校だった。しかし、中学3年になる前に地域の人口増により、学校が二つに分かれる。気の合った仲間と離れた事からサッカー部を辞め水泳部へ転身。

高校は大阪府立池田高等学校へ進学。高校には水泳部がなかったため水球を始める。

水泳部の監督が慶応大学出身で、その監督から「絶対に慶応大学に進学するように」と強く薦められたこともあり、慶応義塾大学商学部へ。

卒業後、藤田観光(東京の椿山荘、大阪の太閤園、ワシントンホテルなどを運営している観光事業大手)へ入社。香川県・直島の開発プロジェクトを任されるなど活躍。入社5年目に、水球部の先輩に誘われて脱サラ起業。

1969年9月に先輩とともに共同経営者として株式会社WDIを創業。旅行の手配、ボーリング場の運営、ダイヤモンドの輸入販売、貸しビル業などなど、ありとあらゆるビジネスを手がけ始める。

その後1972年に、「ケンタッキーフライドチキン」のフランチャイジーとなって六本木店をオープン。30店舗ほど展開する。

その後、「トニーローマ」「スパゴ」「ハードロックカフェ」「カプリチョーザ」とどんどん展開していく。

57歳の時に(株)WDIの社長に就任するが、60歳で退職する。

社長就任3年で退職は早い気がしますよね。(株)WDIのような外食産業はターゲットが主に若者世代で60歳の自分自身の感覚と当時の若者世代との感覚のズレがあり、若い世代に交代する時期なのかなと感じたからだそうです。例えば、一品の料理に対する価格だったり味の濃さだったり、細かい所だけれどもそういった事だそうです。

まさに私が10代20代の青春時代にカプリチョーザも良く行きましたし、ハードロックカフェも当時お洒落がカフェとして取り上げられていました。

キッザニア創設秘話

2003年に退職一年後に友人を通じてメキシコの「キッザニア」を知る。「キッザニア」が掲げる「エディテイメント」楽しみながら学ぶというコンセプトに「これこそまさに教育だ」と感じたそうです。

当時、働かない「ニート」と言われる若者が65万人と言われていた時代に、日本の教育制度も大切だがこういった楽しみながら学び、自分の将来の方向性を考える機会があったもいいのではないかと思ったそうです。

「以前から若者の仕事に対する意欲の低下は感じていました。でも大人になってから教育しても限界がある。小さいうちから仕事の楽しさを知ると同時に、それは義務であり自立するためには自分で働いて食べていかなくてはいけないという社会の根本ルールを知るには、学校の教育だけでは難しいのではないかと漫然と思っていたんです。その意味からもこのキッザニアの取り組みは、それを解決しうるチャンスの一つだと感じました」

引用元:Premium Japan

そして自身のお孫さんも引き連れて再度、視察に訪れたとの事。実際にお孫さんがとても楽しんでいたのを見て、ライセンスの獲得と日本への誘致を決意されました。

帰国後、スポンサー探しに奔走し、2004年9月(株)キッズシティージャパンを設立。

約2年の準備期間を経て、 2006年10月5日、東京都江東区のショッピングモール「アーバンドック ららぽーと豊洲」内に、「キッザニア東京」をオープンしました。

「小学校の時から勉強や点数で判断されて、勉強ができないと『わたしはダメなんだ』と感じてしまうのが、本当にかわいそうだなと思ってね。勉強はダメでも音楽もスポーツもあるし、手先が器用だから何かできるよと励ます人がいない。学歴社会の中では親もそうせざるを得ない。その子の”個”を活かすチャンスがないんですよね。」

引用元:Premium Japan

「自分の可能性に気づき、自分に自信を持つ」そのことがこどもには必要だと、住谷さんは言います。

自分自身や我が子の事、現代の子供たちを見ていても人の目を気にして自分に自信が持てない人が多い気がします。勉強だけでなく色々実際に体験する事により見えてくるものがありますよね。その手段の一つとしてキッザニアはいいのかなと感じました。

一体何に子供たちは高揚するのか。嬉々として自分からやるのか。そういう場面に出会ったらその子の持ち味を伸ばす絶好のチャンスだと思います。

キッザニア創設者(社長)住谷栄之資の著書

住谷栄之資さんのこの本は口コミでも評判がいいようです→Amazon

「子供の教育さることながら、自分の仕事と後輩の育成にとても役立ちました。
後輩育成に悩む、マネージャーやリーダーにぜひ読んでもらいたいです。」という意見もありました。

そしてこちらは住谷栄之資社長が薦める本「南方熊楠の森」。

明治時代から昭和にかけて活躍した南方熊楠の世界的な業績を各界の専門家が考察している本です。
Amazon

まとめ

約100種類の仕事やサービス、そしてその社会の仕組みを楽しみながら学ぶことができる「こどもが主役の街」キッザニアを創設した住谷栄之資 (すみたに えいのすけ)社長。

和歌山県生まれの大阪育ちの住谷社長は箕面中学、大阪府立池田高等学校、慶応義塾大学商学部と進学。

卒業後、藤田観光就職するものの先輩とともに共同経営者として株式会社WDIを創業。

60歳で退職後、61歳でキッザニアを創設。

キッザニアを利用した事により「自分の可能性に気づき、自分に自信を持つ」そんな経験が出来たらと願い住谷社長はキッザニアを創立されました。

住谷社長の言葉を知った事によりまた新たにキッザニアに対する見方や利用の仕方が変わってくるかもしれませんね。

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