ごみも食品ロスも出さない事を目指しているスーパーが京都市上京区にある事はご存じですか。そんな事が可能なのでしょうか。東京・国分寺で量り売り専門店を営む株式会社斗々屋が、2021年京都御所の東側に、ゼロ・ウェイストのスーパー「斗々屋京都本店」を開業しました。食品から日用品まで量り売りしており好きな分だけ購入出来るようです。どんなスーパーなのか調べてまとめてみました。
量り売りスーパー・斗々屋 (ととや)とは一体どんなお店なの？
およそ700品目あるオーガニックの生鮮食品やフェアトレードの食料品、洗剤やシャンプーなどの日用品を扱い、量り売りで欲しい分だけ購入できる。個包装は一切しない。また、有料・無料問わず、使い捨ての容器や紙袋は提供しないそうです。
グラム単位で量り売りされている商品を、買い物客は計量から梱包まで自らの手で行います。
野菜や果物類はそのままカゴに入れ、支払い時にレジで計量してもらいます。一方、乾物やナッツ、醤油や粉類は、什器から欲しい分だけを、持参した容器に計量して取る仕組み。 容器がない場合は、デポジット（預り金・保証金）を払ってレンタルしたり、購入したりも可能です。
斗々屋は「三毛作」と呼んでいますが、ゼロ・ウェイストのために以下のやり方をとっています。
1）スーパーマーケットで売る。賞味期限が近づいた食品が出れば、廃棄/見切り販売する前に
2）レストランの食材として使って消費する。それでも残ったら
3）瓶詰めにする。
引用元：YAHOOニュース
斗々屋は店内にレストランを併設しておりスーパーで賞味期限が近くなった食材を廃棄せず、シェフがその時ある食材でメニューを決め出しているそうです。なので毎回違うメニューが楽しめるかもしれませんね。
それでも使いきれない食材は保存食や瓶詰めスープなどにして長期保存が出来るようにして販売しています。
何だか面倒だなと思いましたか？こんな便利な世の中でスーパーの買い物に必要以上に時間をかけたくないと思う方もいらっしゃるでしょう。
私も主婦ですので普通のスーパーで買い物して料理を作ったりするとまぁ、なんてゴミが出るのだろうと常に思っています。リサイクルするからといってもそのリサイクルするエネルギーがまた別に必要になってきますよね。
出来るだけゴミは出したくないけど、そういったオーガニックのお店はどうしても割高になるので生活を預かっている主婦としてはなかなか手が出ないなぁというのが本音です。
誰だって安心な食べ物や日用品を手に入れたいですよね。でも生活費の予算もあるし・・・。
最近思った事があります。パン屋の友人がいるのですが、ここ最近の材料費の値上げでとても苦労されていて、美味しいのは分かっているのですがついつい、安いスーパーのパンを手に取ってしまいます。
だけどその何回かの一回でもそのパン屋でパンを買う事にして（大した役にもたたないかもしれないけれど）友人を応援出来たらなと思いました。
一人の力では小さいかもしれないけど、そんな風に考える人が増えたら大きな力になっていくのではないでしょうか。
斗々屋 (ととや)の利用方法
・全てが量り売りのため、目的がある場合はそれを入れるための容器を準備してエコバックを持参していく。
・初めてで何を購入するか特に決まってない場合、ふらっと立ち寄っても大丈夫です。容器を持参していない方には、デポジット制で貸し出すか、何度でも使える瓶やステンレス容器、コットンバッグを販売しています。
・初めてでもわかるように写真のように説明書きがあったりスタッフがサポートしてくださるようです。
利用した方々の中には「システムが複雑で分かりにくい」という声がチラホラありました。
確かに最初は戸惑うかもしれませんね。でも分からなければスタッフにどんどん聞いていきましょう！
斗々屋としては量り売りでごみを出さないお店をつくることと量り売りの楽しさを提供する事が目標。量り売りは店員さんといろいろ会話をしながら買い物するという楽しさが本質的にあるとおっしゃっていますので聞いてもらえるのはウェルカムだと思いますよ。
斗々屋 (ととや)へのアクセス方法・利用案内
所在地： 〒602-0862 京都府京都市上京区出水町252番地 大澤事務所本社ビル 1F
営業時間：11:00～20：00 定休日：なし 電話：075-221-8282
※月に一日不定休あり。情報は公式Instagramで発信します。
※情勢により営業時間の変更がある可能性があるため、最新情報は公式Instagramをご確認ください。→コチラ
まとめ
ごみも食品ロスも出さないことを目指し、それを全国に広げていきたいと考えているスーパー斗々屋 (ととや)。今までにない量り売りのお店で他ではなかなか手に入らない珍しい商品を扱っているのも魅力的です。現代ではスーパーもエンターテインメントの一つ。近くにこんなスーパーがあったらなという声が多数あがっています。是非マイ容器を持って行きたいお店です。
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