なぜ種子島に宇宙センターがあるの?一般人も観光出来るのか調べてみました。

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実際ロケット発射場へ行った事がありますか?私は残念ながら未だありません。世界各地にロケット発射場が存在しながら世界一美しいと言われる種子島宇宙センター。なぜ種子島に宇宙センターを作ることになったのか、どんな施設なのか一般人にも見学が出来るのでしょうか?調べてまとめてみました。

宇宙センターがある種子島とはどんな所?

種子島は鹿児島県に属する大隈(おおすみ)諸島の一つで、種子島(たねがしま)、屋久島(やくしま)、馬毛島(まげしま)、口永良部島(くちのえらぶじま)で構成されています。

種子島はどんな気候なの?

種子島は温帯性気候の地域に属しているため1年を通して温暖な気候です。

夏は暑くて湿度が高いが35度以上の猛暑になることがなく、ずっと風が吹いているため暑くても過ごしやすいのが特徴。

沖縄や奄美の島ではあまり四季を感じられないと言われていますが、種子島ははっきりと四季があるため島の雰囲気が春夏秋冬でがらりと異なります。

南に位置するため冬は暖かいのかと思いきや、粉雪が舞う日があるほどの寒さ。風が強いため、冬は想像以上に寒く感じられるかもしれません。

種子島の魅力

・海や空がとにかく美しい!
・世界一美しいロケット発射場が見学出来る。
・サーファーから愛されるサーフィンの聖地で、他にもマリンスポーツなども色々体験できる。
・鹿児島から高速船で1時間35分ほど。

空と海の青のグラデーションが最高ですよね。美しいの基準は個人で違いますが、多くの方が認める美しさだと思います。

なぜ種子島に宇宙センターを作ったのか。

日本のロケット発射場はなぜ種子島だったのか。福添森康氏が答えていらっしゃいます。(鹿児島宇宙センター射場開発ユニット主幹研究開発員。当時2019年)

赤道上を周回する静止軌道への打上げには、赤道に近く、また、地球の自転速度を利用できる東向きに発射するのが良いのです。ロケットが発生するエネルギーをより少なくでき、効率的なためです。地球は西から東の方向へと自転していて、その回るスピードは赤道に近いほど速い。つまりその自転速度も利用しているのです。こういった背景もあって日本の中で赤道により近く、東側に開けた海を持つ種子島は、ロケットの打上げに適している場所のひとつでした。」

引用元:ファン!ファン!JAXA!

無知な私はただ周りに邪魔になるものがない広い土地だからなんて思っていましたが、しっかり理由があったのですね。
この美しい自然と最新技術を目の当たりにする事の出来る種子島。このJAXA種子島宇宙センターは予約をすれば無料で見学が出来るとの事。私自身が見てみたいのもありますが、子供がこの施設を見たらどんな反応が返ってくるのか気になります。

本当にきれいですよね。映画のワンシーンのようです。

施設見学

ロケット発射場、ロケットの部品の実物を展示してあるロケットガレージ、総合司令塔などテレビ中継で見た施設を私達も実際に見る事が出来ます。

宇宙科学技術館

ロケットはもちろん、人工衛星や国際宇宙ステーション計画、地球観測、天体・惑星など、宇宙開発におけるさまざまな分野について、実物大モデルやゲームなどを多数用いて展示・紹介しており、分かりやすく、楽しみながら学べる施設。

・大型の壁面スクリーンと床面映像、音やスモークで、打ち上げを発射場間近で見上げているような体験を何度でも出来るリフトオフシアター。

・日本実験棟ISS「きぼう」内にいるかのような無重力状態の写真を撮る事の出来る「きぼう」フォトスポット。
・ミュージアムショップやわくわく宇宙図書室、キッズスペース、授乳室も完備。

施設案内バスツアー

センター内の打上げ関連施設などをガイドによる解説をしながらのバスツアー。
事前予約制で、予約はツアー日の3か月前から受け付け。
問い合わせ先:宇宙科学技術館(0997-26-9244)
ツアー日程は宇宙科学技術館の開館日に準じ、天候や試験作業等により、コース変更や中止となる場合があります。詳しくはコチラ

引用元:ファン!ファン!JAXA!

まとめ

8月1日にISSが日本付近を通過するのが見えるということで夜空を見上げてみました。
はっきりと光りながら移動していくのを見ながら、不思議な感覚でした。テレビで情報として見ていたものが光だけではあるけれど、そこに「いる」んだなと。

種子島の東南端、より赤道に近く地球の自転の力を利用し効率的に宇宙へと飛び立つ事が出来る場所。
それが種子島宇宙センターの発射場でした。大自然広がるこの場所で最新テクノロジーが実験されている。
JAXAはホームページ、YouTubeにTwitterなど色々情報を発信してくれています。見学も無料です。多くの方に見てもらいたい、知ってほしいという意気込みを感じます。知っているようで知らない宇宙開発のこと。遠いけれど行けない場所ではない。きっと実際に見ると何か変わるに違いない。



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