済美高校野球部出身のお笑い芸人として知られるティモンディの高岸宏行さんは、先日のDeNA対ヤクルト戦での始球式では直球140キロを計測し、皆を驚かせました。
現在、高岸宏行さんは独立リーグのルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属しながら、お笑い芸人としても活動されています。
素朴な疑問が出て来ます。
「どちらか一つでも大変なのに、そんなの両立出来るの?」「独立リーグってプロ野球とどう違うの?」「独立リーグのお給料ってどれくらい?」
今回は私のような野球に詳しくない人間の素朴な疑問を調べてまとめてみました。
高岸宏行(たかぎし ひろゆき)のプロフィール
生年月日 | 1992年10月8日 |
出身地 | 愛媛県西条市 |
血液型 | A型 |
身長・体重 | 188cm・90㎏ |
配偶者 | 沢井美優(女優) |
学歴 | 済美高等学校→東洋大学経済学部 |
高岸宏行(ティモンディ)の経歴
長嶋茂雄さんの大ファンだった父親に勧められ、小学3年生の時に地元・滋賀県(小学生の時は滋賀在住)のスポーツ少年団で野球を始める。
不器用で最初はまともにキャッチボールすらできず、最初は嫌々通っていたが、次第に野球が大好きになり、将来の夢はプロ野球選手になる事。
中学3年生の時に、愛媛県の強豪・済美高校から誘いがあり入学を即決。
当時、全国で1番、2番を争うほど練習が厳しい強豪校と言われていた済美高校で、ひたすら野球にのめり込んだ高岸さんですが、卒業を前に阪神とヤクルトのスカウトから、(プロ)志望届を出せば、育成で採るかもしれないと話があったとか。
しかし、監督から「欲しがってくださっている大学がある。下位指名でプロに行くよりは、欲しがってくれている大学に行って、ドラフト1位を目指さないか」という言葉を頂き、志望届は出しませんでした。
東洋大学野球部は2010、11年に連続で大学日本一になった名門校で、自分よりすごい150km級の投手が5人ぐらいいる中で、高岸さんは「これではプロになれない」と自分を追い込んでいくことになります。
結局、必要以上の練習を自分に課し、自身を肉体的・精神的にも追い込んでしまった高岸さんは、イップスという心の葛藤によりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる病を患い、とうとう大学3年の時に右ひじを壊してしまいます。
大学で野球を辞めた当時、テレビでサンドウィッチマンが東日本大震災の被災地の復興を支援している姿を見て、感動した事がきっかけでお笑いの道へ進みます。
高岸宏行が所属するBC栃木(独立リーグ)はプロなの?
高岸宏行さんは現在、栃木ゴールデンブレーブスに所属しプレーされていますが、この独立リーグって一体何なんでしょうか?プロ野球とどう違うの?
独立リーグとは?
独立リーグとは、一般的にプロ野球と言われるNPB(日本野球機構)と異なった団体が運営するリーグの事。独立リーグもプロ野球の一つです!
しかし、独立リーグに所属している選手の中で、外国人選手もしくはNPB在籍経験のある選手であれば移籍という扱いでNPB所属球団と契約が可能ですが、それ以外の選手に関しては、ドラフト会議で指名を受けない限りNPB球団に入団することはできません。
こんなにあるんですね!知らなかった。
独立リーグの給料はいくらくらい?
独立リーグではNPB所属選手のように年俸制で億を超える給料はもらえず、(球団によって異なりますが)月給10万円から多くて20万円程度だと言われています。成績に応じてインセンティブが加わる球団もあるようです。
そして、NPBのようにオフシーズンでも給料が支払われるわけではなく、シーズン中のみ支給されます。
お笑いと野球は両立できる?
独立リーグの給料だけで食べていくのは、なかなか難しいですね。
オフシーズンになるとアルバイトをしたり、野球教室でコーチをするなどされている方が多い。
高岸宏行さんのように二足のわらじの人が多いという事ですね。
高岸宏行さんはコーチから場所のいらないトレーニングを聞いて、朝起きたら家の中と公園でできるメニューこなして仕事に向かうとか。
野球に対して後悔を残したくないという高岸さんの真面目さが伝わってきます。
まとめ
今回はお笑い芸人であり、独立リーグの野球選手である高岸宏行さん(ティモンディ)についてまとめました。
・高岸宏行(ティモンディ)の経歴
・高岸宏行さんは栃木ゴールデンブレーブスに所属するプロ野球選手
・独立リーグの給料はNPB所属選手のように高くなく、シーズン中のみなので他の仕事と両立するする人が多い。
お笑いと野球の両立は大変かと思いますが、後悔が残らないように頑張って欲しいです!
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