世界選手権兼2024年パリ五輪予選で男子団体総合決勝で橋本大輝、谷川航、谷川翔、神本雄也、土井陵輔の日本男子が銀メダルを獲得し、2024年パリ五輪の出場権を獲得した。その中でも2021年東京五輪、体操の個人総合で史上最年少金メダリストとなった橋本大輝選手が11/6（日）23時～「情熱大陸」に出演という事で順天堂大学での学生生活の事やトレーニング方法など詳しく調べてみました。
橋本大輝はどんな性格なの？
橋本大輝さんの座右の銘は「努力に勝る天才」というだけあり小さい頃から練習量が人一倍多く努力家だったようです。
橋本選手は、父久一さんと母祥子（あきこ）さんが共働きで祖父母と過ごす時間が長かった。六歳から千葉県香取市の「佐原ジュニア体操クラブ」に入ります。
最初に入会したのは大輝さんより5学年上の兄・拓弥さん。体育教師でバスケットボールの指導者であるお母様について行った体育館の半面で行なわれていたのが、佐原ジュニアの練習だったそうです。それを見て惹かれ、次男の健吾さんと大輝さんは、数年後に加わりました。
体操のため、中学は千葉県香取市内の中学校へ学区外入学しました。送迎は、二年前に八十三歳で亡くなった祖父の正尚さんが担当されていました。
食事を作ってくれるのはおばあちゃんで、兄弟みんな実家のご飯が大好きと拓弥さんはおっしゃいます。
橋本家は代々続く農家だそうで何だか昔ながらの家族関係でおじいちゃん、おばあちゃんもみんな協力しあって生活されてますね。大輝選手も中学に入ると祖父母の農作業を手伝い始め、重さ三十キロの米袋を運ぶなどされていたそうです。これは足腰鍛えられそうですね！今も時々手伝ってらっしゃるようです。
市立船橋高校に進むと一気に成長。同じ練習時間で人の何倍も体操器具に飛び付く橋本選手の体力から「無限くん」と呼ばれた。大竹監督は「練習がしつこく、納得いくまでやり切る。こちらが止めないといけないほど」。体操に純粋で「ライバル選手も応援する。他の選手の練習もよく見て励まし、互いを伸ばし競い合う。練習の雰囲気を良くする子だった」と語っている。
これだけ見て行くとかなりの努力家で完璧主義なところがあるのかな。自分に厳しく体操の技術向上に貪欲だけれども、彼の明るい性格と爽やかな雰囲気が嫌な感じに全く見せないですね。
橋本大輝はどんな風に大学生活を送っているの？
順天堂大学に進学したのは、高校3年生で初めて世界選手権の代表に選ばれ、順大の卒業生である萱和磨選手、谷川航選手、在校生の谷川翔選手と代表合宿で一緒になったことが大きなきっかけでした。学内には、体操競技部の原田睦巳先生や冨田洋之先生をはじめ、オリンピックを経験した先生方もいらっしゃいます。体操競技をはじめ、これからの日本代表を引っぱる選手を多く育てている順大は、自分の成長にとても良い環境だと思いましたし、トップレベルの人たちと切磋琢磨して競技力を上げたいと考え、進学を決めました。
引用元：順天堂
順天堂大学が競技と学業の両立を重視しており橋本選手も学問的知識を得る事により競技力を向上させるのに有効だと考えているそうです。
授業では体操以外の選手の友人と接する事も多く、そんなときは体操とは関係のないおしゃべりも楽しみます。勉強は、平日の授業の空き時間を使って集中的に取り組むようにしており、練習が休みの日曜は、体操と勉強から完全に離れて、祖父母の家に顔を出したり、ゲームをしたり、長めに寝たり、普段できないことをしてリラックスしているそうです。
ONとOFFをしっかり切り替えてやってらっしゃるんですね。すごい～！
これが意外と難しいんです。
体操競技部は選手ひとりひとりの自主性を尊重しているそうですが、自分自身をしっかり持ってないと出来ないですよね。体操競技は個人でも団体でも競技中は一人ですよね。こういう自主性を重んじるというのもメンタルのトレーニングになってるのではないのかなぁと感じました。
橋本大輝の弱点克服のためのトレーニング方法とは？
東京オリンピック後の世界大会では着地一歩の差で個人総合の鉄棒で金メダルを逃してしまう。
着地を止める強さが今後の勝負の勝敗を決める。そう感じた橋本選手はあるトレーニング方法を始めます。
それが「バランスボールの上でお手玉」をすること。
体操では着地に向かう際に、体の軸を左右にブレさせながらひねる。しかし、着地の瞬間までに傾いていた重心を修正出来ないとその反動で一歩動いてしまうそうです。
重心が傾かないように着地出来るのが理想だが、わずかに傾いてしまう事があるので左右に重心がズレても修正出来る感覚を養うトレーニングが「バランスボールの上でお手玉」というわけだ。
いや、知念さんすごいな（笑）といった感じですが。
「着地が弱い」と散々言われて悔しい思いをされたので、王者（内村航平）の着地を継承してトップに立ちたい！と意気込みを見せます。
まとめ
おじいちゃん、おばあちゃん子で優しい性格の一面もありながら、体操に対する情熱はとてもストイックな橋本大輝選手。まさに男前な印象です。
順天堂大学での大学生活は学業も体操競技も両立しながら休みの日はしっかり休むというONとOFFをしっかりとメリハリをつけて生活されているようですね。
「バランスボールの上でお手玉」というちょっと変わったトレーニング方法で弱点である「着地」強化に努めてきました。
先日行われた世界選手権では2024年パリ五輪の出場権を獲得しましたが、橋本選手自身はつり輪と跳馬で着地を失敗するという結果になり悔しい結果だと述べています。今回の結果をふまえて成長し、パリ五輪に挑みたいという事なので、橋本選手の活躍を祈りたいと思います。
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