2021年4月から東京交響楽団の正指揮者に就任した原田慶太楼(はらだけいたろう)は今最も勢いのある若手指揮者だ。
一体どんな経歴で歩んできたのか年収も含め調べてみました。2017年に結婚した奥様の倉島侑里さんもどんな方なのか調べてみました。
10月23日(日) 23:00~ テレビ朝日系列「関ジャム完全燃SHOW」に出演!クラシック界の裏話、ギャラの事も話題に上がりそうです。
原田慶太楼の経歴(指揮者への道のり)
原田慶太楼さんの音楽との出会いは小学生時代になります。インターナショナルスクールで、ミュージカル『ウエストサイドストーリー』を観て、出だしのサックスのソロを聴いて「これだ、これがやりたい」と思ったそうです。
そこから中学生からサックスを始め、インターロッケン芸術高校(アメリカ)にサックスで入学。
吹奏楽部だった当時、部活の顧問は東京佼成の名誉指揮者でもあるフレデリック・フェネル先生で、彼の指揮のもとで演奏していると、この世のものとは思えないオーラにどんどん惹かれていったそうです。
そこから指揮者としてレッスンを受け、高校2年生のフェネル先生の野外コンサートのアンコールで、指揮をするチャンスをもらいます。
その時に「僕はこれをやるために生まれてきたんだ」と感じたそうです。
彼が敬愛するロシア人指揮者、ヴァレリー・ゲルギエフ、ユーリ・テルミカノフ、セミヨン・ビシュコフは3人ともイリヤ・ムーシンという先生に師事しており、すでにムーシン先生は亡くなられていましたが、サンクトペテルブルクに行けば、ゲルギエフらの指揮に近づけるのではないかと思い原田氏はサンクトペテルブルクへ行きます。
そして指揮を始めて2年後の20歳の時にモスクワ交響楽団と共演しました。
彼のインタビューを見て感銘を受けた事は、「常にチャレンジ」していることです。
引用元:ららら♪クラブ
僕には人生のモットーがあるんです。人生のモットーは「Knock on THE door」(ドアをノックしてみる)
僕は人生で何万回も「NO」と言われてきました。だからダメ元でもいいんです、だってやってみないとわからないから。
「NO」と言われるのは怖くないですか?
怖くないですね。もともとOKが出るなんて、思っていない。でも、ネガティブな気持ちではノックしないです。キラキラした気持ちで、「トントント〜ン」って。
この彼の言葉を見ると何だか自分も新しい事にチャレンジしてみようかなと思わせてくれます。
この前向きな気持ちがどんどん彼の道を広げていってくれているのだなぁと感じました。
素敵です!
原田慶太楼(東京交響楽団 正指揮者)の年収は?
指揮者の年収は、その人の認知度や実力などによって大きく異なるのが現状です。
指揮者の多くはオーケストラに所属して給料を得ており、そこでは、それぞれの指揮者がもつ「称号」によって年間の演奏回数等がほぼ決められています。
実力があり知名度の高い指揮者であればあるほど1ステージ当たりの収益は高くなり、自らの収入も増えていきます。
・平均年齢:38歳
・勤続年数:10.6年
・労働時間/月:168時間/月
・超過労働:14時間/月
・月額給与:426,700円
・年間賞与:1,352,400円
・平均年収:6,472,800円※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
出典:厚生労働省「令和3年度 賃金構造基本統計調査」
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。
所属するオーケストラ、個人の著名度によっても変わってくるようですので、あくまで平均的な数値になります。
小澤征爾、ロリン・マゼールクラスで、一晩、オーケストラの指揮をした場合、1回の公演で約500万円ほどの報酬になるそう。
さらに超ハイクラスの世界的な指揮者だと億を超える方もいるそうです。
原田慶太楼さんは持ち前の積極性で長い目でみても将来、海外でもどんどん活躍されそうですよね。
原田慶太楼の結婚相手は?
秋篠宮紀子様や美空ひばり、黒柳徹子のドレスを手掛けたファッションデザイナー故・西田武夫氏の孫である倉島侑里さんが原田慶太楼さんの結婚相手です。テニスプレイヤーである父親の倉島英造氏(は秋篠宮殿下のコーチ及びヒッティングパートナーもされています。)と同様テニスプレイヤー兼ファッションデザイナーとして活躍されています。
2017年に結婚し、仲睦まじい姿がSNSでも見受けられます。
二人の結婚式は会員制の大正2年に三井家の迎賓館として建てられた「綱町三井倶楽部」で挙げられました。祖父の西田武夫氏がデザインされたというウェディングドレスがとてもクラシックでこの建物にピッタリですよね。品があって素敵です。
160名ものゲストがお祝いに駆け付けたという事ですから、かなり豪華な結婚式のようです。
やはりかなりのお嬢様ですね。
まとめ
東京交響楽団の指揮者である原田慶太楼氏の人生のモットーは「Knock on THE door」(ドアをノックしてみる)。良い言葉ですよね。私も好きになりました。
音楽に出会ってから自分の直感を信じて、常に「Knock on THE door」をしてきた彼はチャンスをものにしてきたのではないかと思います。
東京交響楽団の正指揮者なので平均年収の600~700万はあるかと推測されますが、他でも活躍されているのでそれ以上ではないでしょうか。
生粋のお嬢様で品のある奥様、倉島侑里さんとは仲睦まじいようです。これからのお二人のご活躍が楽しみですね。
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