テレビを見ていて「あれ?あの人見なくなったな。」というのは良くある事。失礼ながらも城咲仁さんもその一人で、「最近そういえば見なくなったな」と気付き、気になったので調べてみました。
すると城咲さんの干された理由と復活を遂げるまでに驚くべき事実がありました。
城崎仁の干された理由
2005年頃、元歌舞伎町ナンバーワンホストという経歴を売りにタレントデビューした城咲仁さんは、持ち前のトーク力で瞬く間に売れっ子となりました。
バラエティ番組だけでなく、俳優として数々のドラマや映画にも出演。しかしタレントに転身して3~4年した頃からその人気に陰りが見えてきます。
そして2011年頃、決まっていたドラマが突然降板になります。そのドラマの主演はある大手事務所所属の俳優で、城崎さんとその人とキャラが被っているから、という理由だったそうです。
城咲さんはそのドラマのために2ヵ月スケジュールを空けており、その間のテレビ出演はすべて断っていました。彼の事務所の社長と常務がテレビ局に出向いて抗議したそうですが、結果は覆らずでした。
そのことをきっかけに、一気にテレビに呼ばれなくなったそうです。
そこから収入は激減。家賃40万のマンションを引き払い、下町の家賃6万8000円のアパートに引っ越しを余儀なくされることになります。
芸能界だけの話しではないかもしれませんが、恐ろしい世界ですね。キャラが被ってて降板され、抗議したら圧力かけられて干されるなんて・・・。夢も悪夢も入り混じってる世界だな。
城崎仁を救った二人の人物
坂上忍
仕事が上手くいかず空回りしていた時期に坂上忍さん演出の舞台に出演が決まる。
なんと「全財産を失った男」の役柄で土下座するシーンがあったのだが、なかなか坂上さんからオッケーをもらえなかった。
「お前のうしろに、まだ“売れっ子タレント城咲仁”のプライドがチラついてて、土下座しているように見えない!てめえ、いつまでカッコつけてるんだよ」って怒鳴られたとの事。
当時、虚勢を張って生きていた城崎さんは生きているのがしんどかったと言います。
それを坂上さんのその言葉が解放してくれたそうです。
カンニング 竹山
城咲さんが復活する大きなきっかけとなったのが、タレントデビュー当初から出演していたテレビショッピングでした。
干されていた期間に勉強を重ねた城咲さんは、自身が紹介する商品をより深く理解するため、様々な資格・免許も取得した。
最初、通販バイヤーとしてやっていく事に迷いがあったが竹山さんが「仁さ、通販の世界でナンバーワンになるのもカッコいいよ」って言ってくれたそうです。それで吹っ切れたところもあるのだとか。
離れていく人も多い中、こうやって見てくれている人もいるんですよね。きっとそれは城咲さん自身にそうさせるものがあるからですね。
城咲仁の現在
現在は芸能活動もしながら講演・商品開発そしてQVCのトップバイヤーとして活躍されているようです。
通販では添加物の一切入っていないダイエット食品で2億5000万円を1日で売り上げた実績がある。ここ3年間で、商品ごとに定められた売り上げ達成率を割ったことは一度もない。
これは、彼が自分で勉強して良いと思った商品を紹介し、台本をもらって話すのではなく自分の言葉で話しているから視聴者に伝わるのだと感じているのだそう。
2022年にはメーカーと直接自分がやり取り出来るように、長年所属していた事務所から独立。
彼と一緒に商品開発をというオファーもあるようなので、どんな商品が出てくるのか楽しみですね。
そして城咲さんの実家である東京都板橋区にある中華料理店「丸鶏」の名物・しっとりチャーシュー炒飯が冷凍で全国発送出来るようプロデュースされています。
数に限りがあるようですので、ホームページやインスタグラムでチェックしてみてください。→コチラ
プライベートではタレントの加島ちかえ(32)と結婚し、まさに乗りに乗ってるといったところでしょうか。
まとめ
城咲仁さんは月収3000万もザラの歌舞伎町・元ナンバーワンホストからタレントに。テレビ業界から干されてどん底に転落してからの復活で通販のトップバイヤーへ。
トップバイヤーとなった現在でもとどまる事なく躍進されています。タレントとして実業家としてこれから活躍されるのが楽しみですね。
コメント