年々早まるランドセル商戦ですが、新たに定額制のサブスクリプションサービスが登場しました。ここ数年の原材料の高騰でランドセルの価格を引き上げるメーカーも出ているようです。
現在は、来春の入学児童を対象に各社が前年の2~3月に新作を発表するようです。まだ始まったばかりですが、ここではランドセルのサブスク・サービスのメリット・デメリットについてまとめてみました。
ランドセルのサブスク・サービスとは?
ランドセル卸の「コクホー」(大阪市)は、ランドセルのサブスク「Rand S」を始めました。
利用は月契約の場合、料金は税込み990~3850円で、約50~250種類の中から、月1回~3か月に1回の頻度で交換もできる。
新1年生には入学時に新品を提供する。途中の買い取りも可能だそうです。
「ラン活は早期化と高額化、多様化で選ぶ側の負担が増している。サブスクなら気軽に選べて交換もできる。成長で変わる子どもの好みも反映できる」とコクホーは狙いを明かしています。
サービス申込みは、Webサイトもしくはアプリ→ここから
ランドセル・サブスクサービスのメリット・デメリット
SNSでもランドセルのサブスク・サービスへの意見が出ていたのでいくつかピックアップしてみました。
自分の時の経験や子供の親御さんの様々な意見はありますね。
確かに~。私自身も(もう30数年以上前ですが 笑)確か6年生の時にはリュックサックで通ってました。学校や地域によって、高学年になったら何となくみんなランドセルを背負わなくなるというのがありますよね。
私自身は現在、4月から小学6年生になる男子の母親ですが、義理父が早々に土屋鞄製作所のランドセルのカタログを取り寄せ、買ってあげるからここのはどうだ?と言ってくれたので、お言葉に甘えて土屋のランドセル(確か7万くらいだったような)で息子が選んで決めました。
高価なものだし、祖父母からのプレゼントなので大事に使って!と親は思いますが小学生はそこまで深く考えてないですよね。特に男の子だし、帰宅したらその辺に置きっぱなしだし、上に乗ってつぶれるし・・・。
でもやはり良いものなので壊れることもなく今も使い続けています。周りのお友達がリュックサックを登校に使いだしたらランドセルを止めると言い出すかもしれませんが、今のところまだ使いそうです。
3万円台のランドセルでも6年目でも綺麗に使用しているとおっしゃってる方もいますし、それ程の違いはないのかもしれませんね。
小学生の子供たちは単純にピカピカのランドセルが嬉しいだけで、安い高いに振り回されているのは親だけかもしれませんね。
ランドセルのサブスク・サービスの一番安いコースにしたらどれぐらいになるのか。
\990×12カ月=\11880/年間
\11880×6年間=\71280になります。
6年間びっちり使用したら結構な価格になりますね。この計算を見ると「質の良いランドセルが買えるじゃないか!」と思いますよね。
ただ質が良いからその子にピッタリのランドセルかどうかは別ですよね。やっぱり実際に使用してみないとわからない事もありますよね。
その点、サブスクで最初利用して多種多様なランドセルを扱っているので良いなと思ったら買い取ってもいいし、何点か交換してみて実際に使ってみるという考えもあるなと思いました。
まとめ
デメリット
・サブスク・サービスは小学生6年間使い続けると結構な高額になるということ。良いランドセル買える価格です。
・ランドセルは祖父母からお祝いで頂いたりする事も多く、両親が買うにしても記念のものなので長く大切にして欲しいという気持ちがある。そういった思いはサブスク・サービスでは子供に伝わりにくのではという意見もある。
・新1年生は新品が提供されるがそれ以降の学年での使用は新品とは限らない。(ランドセルは1点1点専属スタッフが確認し、基準を満たしたランドセルをお届けしますとの事。)新しいサービスなのでその基準がどの程度のものかは未知である。
メリット
・成長に合わせて好みも変わったり、実際に使用してみると使い勝手悪かったという時はサブスク・サービスなら違うランドセルに交換できる。
・学校によってはランドセルで通学でなくてもいいとする学校もあり、高学年ぐらいになるとランドセルを背負わなくなる子もいるので、途中解約も出来る。
ランドセルのサブスク・サービスに関しては個々で色々な意見があるかと思いますが、子供が通う学校の雰囲気はどうなのか、子供の性格はどうなのか、親として子供に感じて欲しい気持ちがあるのか。
私自身はまた三年後にまた子供の小学校の入学があるので、取り合えず一つ選択肢が増えたと捉え、その時にこのサブスク・サービスがどうなっているのか、利用するのかどうなのかを考えたいなと思います。
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