安田淳一監督のwiki経歴は?米農家が手掛けた映画「侍タイムスリッパー」の誕生秘話とは?

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こんにちは!管理人のyukariです。

幕末時代から現代の時代劇撮影所にタイムスリップした会津藩士の高坂新左衛門が、時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いたコメディー映画「侍タイムスリッパー」が公開されました。

池袋シネマ・ロサで公開されるやいなや、SNSで「面白い!」とたちまち話題になり、今や全国50館以上で順次公開予定です。

実はこの「侍タイムスリッパー」の安田淳一監督は米農家を営みながら映画製作をされているのです。

一体どんな監督なのか気になりますよね。

という事で、今回はこちらの疑問について調べてまとめてみました。

・映画「侍タイムスリッパー」が誕生したきっかけは?

・安田淳一監督は映画「侍タイムスリッパー」をどうやって自主制作したの?

・安田淳一監督の詳しいプロフィールに経歴が知りたい!

それでは見て行きましょう。

自主制作映画「侍タイムスリッパー」の誕生秘話とは?

本物の侍が現代にタイムスリップし時代劇の斬られ役として第2の人生を歩むストーリー。

この「侍タイムスリッパー」を思いついたヒントはなんだったのでしょうか。

5~6年前に宝くじのCMで役所広司さんが現代にタイムスリップしてきた侍をやっているのを面白いと思っていました。

当時、映画「ごはん」の撮影で、斬られ役で「5万回斬られた男」の異名を持つ福本清三さん(2021年逝去)と共に映画を撮っていました。

「タイムスリップした侍を福本さんが演じて、斬られ役になったら面白い」と思ったのがきっかけでした。

今回、「侍タイムスリッパー」を亡くなった福本清三さんにささげた安田監督。

画像:福本清三
(ナタリーより)

本当は「殺陣師の役で出てもらいたかった」と語っています。

衣装部の人が「福本さんが着ていた衣装です」と持ってきてくれたり、主役の山口馬木也さんも全力で福本さんふうのエビ反りをしてくれたそうで、福本さんへの敬意に溢れているそうです。

安田淳一監督のプロフィール

安田淳一監督は大学在学中から映像制作業を始め、その後、自主制作映画を撮るようになります。

どんな風に歩んで来たのか見て行きましょう。

【生年月日】
1967年生まれの京都府出身

大阪経済大学在学中に映像制作業を始める。

仕事に熱中するあまり、大学卒業までに8年かかる。

【1994年】
有限会社ウィズ設立。
監督一人で「代表、演出、監督、カメラマン、照明、編集、経理、掃除」を担う。

【2014年】
宣伝配給を行う未来映画社を設立

主な仕事内容】
・米作り
・結婚式ビデオ撮影
・幼稚園発表会
・企業VP
・マルチカムによるイベント中継・収録
・映画製作

今までは映像関係の仕事をしながら映画製作をするという形でしたが、2023年に安田監督の父親が亡くなった事により、実家の米作り農家を継ぐことになります。

多すぎる田んぼに慣れない稲作に時間を取られ映像作業がままならない時もあるそうです。

安田淳一監督の経歴

本職でビデオ撮影や制作業をしながら2014年には京都四条木屋町で油そば専門店を開業。

2013年に自主制作した初監督作品「拳銃と目玉」は2014年にミニシアターで先行公開されると口コミで評判を呼び延長公開が相次ぎ、東映系シネコンで全国6都市のロードショーを実現します。

安田監督第2弾・2017年公開の「ごはん」は田んぼやそれを取り巻く美しい環境を映像化し、感動的なストーリーが評判となりました。

今回の「侍タイムスリッパー」は自主制作で時代劇を作るという無謀(お金がかかるから)とも言える挑戦でした。

コロナ渦で映画の資金繰りにも苦戦し、諦めかけた安田監督に「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」東映京都撮影所が救いの手を差し伸べてくれました。

製作期間は半年間にも及びます。

何と初号完成時の安田監督の銀行預貯金は7000円と少しのみ。

まさにすっからかんだね。

安田監督は「地獄を見た」と後に答えています。

しかし、「拳銃と目玉」や福本清三さんのつながりで東映のプロデューサーを紹介してもらい、演技部、美術部、結髪の人たちにも集まってもらったといいます。

衣装や刀も安くしてもらい・・と周囲が「この脚本は面白い!」と映像化に協力を申し出てくれたそうです。

安田監督はコストダウンのために監督業の他、脚本・編集・照明・衣装・グラフィックデザイン・タイトルデザインを担いました。

「侍タイムスリッパー」はカナダ・モントリオールで行われた「第28回ファンタジア国際映画祭」のシュバル・ノワール・コンペティション部門に選出され、観客賞金賞を受賞しました。

北米でかなり大きいイベントだそうです。

今後、監督してどんどん飛躍していくのかと思いきや、ご本人にとってはあくまで米作りの方が本業のようです。

「製作費が回収出来たらそれでいい」とか。

今回の撮影は監督だけれど、各方面のプロから何度となく怒られながら(かわいがられながら)だったといいますが、安田監督のお人柄に次回作にも沢山の人が集まってきそうですね。

まとめ

今回は「安田淳一監督のwiki経歴は?米農家が手掛けた映画「タイムスリッパー」の誕生秘話とは?」と題して記事をまとめました。

・映画「侍タイムスリッパー」は侍役で役所広司さんが出演した宝くじのCMと敬愛する福本清三氏からヒントを得て企画したもの。

・安田淳一監督は映画「侍タイムスリッパー」は東映京都撮影所や役者たちの厚意によりクオリティが高いものに仕上がった。

・安田淳一監督は監督業の他に映像制作や米農家として米作りを仕事としている。

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