こんにちは!管理人のyukariです。
令和5年4月の市長選で現職らを破り、当時、史上最年少の26歳で芦屋市長となった高島崚輔(たかしま・りょうすけ)さん。
名門私立の灘中高さらにはハーバード大学出身という経歴もあり、今後どう芦屋市を変化させて行くのか大注目の方です。
実は高島崚輔市長の出身は大阪府箕面市。
なぜ箕面市長ではなく芦屋市長を選んだのか?
任期2年目の高島崚輔市長の評判は一体どうなのか。
気になって調べてまとめてみましたので、ご興味ある方はどうぞお付き合い下さい。
高島崚輔(芦屋市長)のプロフィール
画像:芦屋市
【生年月日】
1997年2月4日生まれの27歳(2024年11月現在)
【出身地】
大阪府箕面市出身
【出身小学校】
箕面市立豊川南小学校
【出身中学高校】
灘中学校・高等学校(生徒会長)
【出身大学】
東京大学文科一類に合格手続きが済んでいたため4ヶ月だけ通い、ハーバード大学(環境工学専攻、環境科学・公共政策副専攻)に通う。
【趣味】
ラグビー
【苦手な事】
絵を描くこと
高島崚輔さんは幼少期から喘息を患い、そういった経緯もあったのか読書やジグソーパズルで遊ぶ事が多かったそうです。
幼少期は一日50冊もの本を母親に読み聞かせしてもらっていたとか。
ひゃー!50冊!!
私なんか3冊読んだら「もうそろそろ終わりでいいかな」と思ってしまう・・
高島市長もすごいけど、ご両親もやっぱりすごいわ。
2歳から公文を始め、小学4年でやめるまでに国語は高3レベル、英語は最後の教材まで進むという驚異的なレベル。
小学4年生の時に自分で中学受験をすると決め、両親からは「喘息の発作が起きれば受験を辞める」という約束で受験勉強を始めました。
発作を起こす事なく、無事合格し灘中学・高校で6年間を過ごします。
高校ではラグビー部に所属し、その後生徒会に入り忙しくなり退部しますが生徒会長も務め充実した学生生活を送ります。
大学は当初、東大を選択しましたが、ハーバード大学に進学した先輩からアメリカ行きを勧められ見学のため渡米します。
実際に見て感じてハーバード大学への進学を決めたそうです。
ハーバード大学の合格発表は4月で秋入学だったため、8月まで東大へ通いその後、ハーバード大学へ。
同級生の日本人は1人だけという、あえて厳しい環境へと飛び込みます。
高島崚輔(芦屋市長)の経歴
ハーバード大学では「ハーバード生をハーバード生たらしめているものは、教室の外での活動である」と言われているそうです。
大学の勉強をするのはもちろん、高島崚輔さんも様々な活動を在学中に行います。
・ラグビー
・ハーバードの学生新聞のカメラマン
・HPAIR(ハーバード生とアジアの大学生をつなぐ団体)に参加
・模擬国連に参加
(参加者が各国の大使になりきり、実際の国連の会議や国際会議を模擬する活動)
・HCJI(日本とハーバードの懸け橋となり、ハーバードの知日派を増やす団体)に参加
・2016年〜NPO法人留学フェローシップ理事長に就任
文部科学省、柳井正財団、江副記念リクルート財団と協働し海外留学と進路開拓や県立高校国際教養科の新しいカリキュラムづくりを支援。
・2017年 外務省・経済産業省にてインターンシップを経験
・2020年 ライフイズテック株式会社にて、経済産業省「未来の教室」実証事業、AI・データサイエンスの教材開発に従事
・2019年 10~12月に芦屋市市役所政策推進課にてインターンシップ
・2022年 ハーバード大学を卒業
大学の勉強の他にこんなにアクティブに動いているのですね。
感心するの一言ですが、こういった経験が高島市長の今のお仕事の糧となっているのでしょう。
高島崚輔・芦屋市長としての活動内容
高島崚輔市長は任期二年目となります。
1年目は前任の市長が組んだ予算のもの活動されていましたが、2年目はご自身が議会と共に編成した予算で活動されます。
芦屋市役所のホームページやYouTube配信などで税金がどう使われるのかを公開しており、とても分かりやすいです。
高島崚輔市長は選挙公約に掲げていた下記の内容を中心に市民との直接対話を頻繁に行い、進めているようです。
①安心の医療・介護・防災
コロナ渦を経て、集まってコミュニケーションを取る場所が不足しているという事で公園などの施設の改修を行ったり「集まる場所」の改善を行う。
②子育て環境の見直し
いじめや不登校に対応するため全校に心のケアを専門にするPEACEサポーターを設置や教員による「探究的な学び」研究チーム「ONE STEPpers」の立ち上げなど。
③世界一の教育を目指す
ICT技術を活用し、生徒の理解度や個性に応じた学習を実現
教員の働き方改革
④JR芦屋駅南地区の再開発事業
元々の計画である「11階建てマンション2棟」ではなく、市民の要望が多い図書館の設置や緑あふれる施設の整備をイメージしているとか。
⑤市長の退職金カット
高島崚輔(箕面出身)はなぜ芦屋を選んだのか?
高島崚輔市長は箕面市出身です。
「え?なんで箕面市長ではなく芦屋市長なの?」と思いませんでしたか?
大体立候補される方は生まれ育った街の出身のイメージでしたが、実は都道府県知事や区市町村長などの首長には、その自治体に何か月以上住んでなければ立候補できないという住所要件がないそうです。
ただ住んでみなければその土地の事も分からないですし、そういった意味では選挙で首長に当選するという事が難しいため出身地の首長を志願するというのが一般的です。
高島崚輔市長と芦屋市との縁は灘高校2年生の時からになります。
生徒会長をしていた高島市長は生徒主体のプロジェクトを応援する「なだプロ」で芦屋市にお世話になります。
生徒が考えた企画を円滑に進めるために生徒会長として、学校外での交渉のサポートや、運営のアドバイスを担当されました。
その後、大学時代には長期インターンを芦あ屋市役所の政策推進課経験し、卒業前ラストのゼミで芦屋を舞台にした自然エネルギーの計画を、友人とともに立案します。
帰国後は、芦屋に住み始めました。
「芦屋って、めっちゃいいとこなんです。」と高島市長は言います。
実は私も幼い頃から8年間芦屋市に住んでいましたが、本当に住みやすい土地なんです。
震災後には更に新しくお洒落なお店も沢山出来て、今でもまた住みたい地域の一つです。
それでも若い世代が減って来ており、活気が失われつつあると知り「いつかではなく今やらなければ!」と思い立ったそうです。
高島崚輔市長にとって芦屋市は非常に思い入れのある街である事が分かりました。
高島崚輔(芦屋市長)の評判は?
高島崚輔市長の評判はどうなのか気になりますよね。
調べていて感じたのが高島市長の強みはなんといってもフットワークの軽さだと思います。
就任以来、高島市長が足を運んだイベントなどは300件以上。
市民と直接会って、対話する事を大切にされています。
そんな高島市長に惹かれる市民は多いようです。
「積極的にやっておられるのがよく見えてね。好感が持てますね」
「(芦屋は)お年寄りの多い街じゃないですか。でも子供の事もしっかり考えていきたいって言ってたから、めっちゃいい人かもって思った」
「海外での経験が長いので、とにかく視野がグローバル。この市長の街に住みたいと初めて思いました」
引用元:読売新聞オンライン
市民と対話して、問題が見つかれば出来るだけすぐに対応する。
これが、芦屋市民が高島市長の働きを実感出来ている所以なのかなと思いました。
しかし、なんでも順調というわけではないようです。
教育委員の1人が交代することに伴って、後任に高島市長が提案したのが元さいたま市教育長の細田真由美氏でした。
しかし芦屋と縁もゆかりもない細田氏に任せるという事に議会からはNOを突き付けられます。
しかし、これも想定の内で終わったわけではないと改革に意欲的なようです。
まとめ
今回は「高島崚輔(りょうすけ)の評判は?なぜ芦屋市長だったのか?」と題して記事をまとめてみました。
・高島崚輔市長は箕面市出身だが灘高校の生徒会の活動の中で芦屋市と深く関り、芦屋市の魅力に気付く。ハーバード大学在学中の芦屋市でのインターンシップを経て帰国後に芦屋市長選挙に挑み、史上最年少で芦屋市長となる。
・高島崚輔さんは市長としてはまだ2年目ですが、市民との対話を300以上行い、民生に反映させている事により市民の関心は高いと感じました。
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