2009年から絵本「しごとば」シリーズを描き続けてきた絵本作家・鈴木のりたけさんをご存じでしょうか。緻密な絵で様々なお仕事を紹介する「しごとば」シリーズは、子供も大人も楽しめる絵本となっています。今回は、著者・鈴木のりたけさんの経歴にご家族の事。大ヒット作を打ち出している鈴木のりたけさんの収入は一体どれくらいなのかを調査しまとめてみましたので、お付き合いください。
鈴木のりたけプロフィール
| 生年月日 | 1975年7月生まれ |
| 出身地 | 静岡県浜松市 |
| 家族 | 妻と2男1女 |
| 現在の住まい | 千葉県 |
| 本名 | 鈴木典丈 |
鈴木のりたけさんの少年時代は「明るく、目立ちたがり屋」だったそうです。
絵が特別上手かったのかというと、「クラスで絵の上手い子」のベスト3に入っているくらいで、何でも手作りする父親に似て手先が器用でした。
のりたけさんの父親は日曜大工で鳥小屋をつくったり、庭に池をつくったり。車の部品を集めてオフロードのバギーをつくって、静岡の砂丘で走ったりしていたようです。
のりたけさんは手先が器用なだけでなく、テストの山を当てるのが楽しくて一夜漬けで点数を取る容量が良いタイプ。
中学時代はテニス部で全国大会へ行くほど練習漬けの毎日でしたが、生徒会長もこなします。
鈴木のりたけの学歴
鈴木のりたけ 小・中学校
鈴木のりたけさんの小学校と中学校はどちらかは判明しませんでしたが、私立に行っているのなら受験でエスカレーター式で行くのが妥当なので、静岡県立浜松北高校へ進学した鈴木さんはおそらく地元の公立小学校・中学校に通っていただろうと予想されます。
鈴木のりたけ 静岡県立浜松北高校入学
画像：静岡県立浜松北高校HP
静岡県立浜松北高校は進学校で有名ですがどんな学校なのでしょうか？
・「自主独立の精神」を基盤とする。例えば、学校は文系と理系の志望人数の「誘導」を図らず、個人の意思にまかせている。生徒の選択に学校が合わせるという形。
・学校祭、合唱大会、運動会も出来るだけ教師は介入せず、生徒会が主導する。
・コンテストなどの参加者を募集すると、すぐに人が集まるほど積極性が高いのが特徴。
鈴木のりたけさんご本人も「非常にユニークな学校」で「頭のいいひとは、おもしろい」と感じます。
卒業生には一体どういった方々がいるのでしょうか。
| 上原ひろみ | ジャズピアニスト |
| 水野仁輔 | カレー研究家 |
| 梶望 | 宇多田ヒカルさんをデビュー当時から宣伝面でサポート |
| 須川展也 | 世界的なサックス奏者 |
| 原野守弘 | チョコレートブランド「ゴディバ」の広告「日本は、義理チョコをやめよう。」で有名なクリエイティブディレクター |
| 鈴木光司 | 作家（リング・らせんの著者） |
進学校だけれども卒業生は様々なジャンルで活躍されていますね。これも勉強だけでなく、遊びも本気で取り組むという校風が良い影響を与えているのでしょうか。
多感な時期に自分を認めてくれる場所と人に巡り合えるという事は財産ですね。そしていい場所には同じように素敵な人間が集まるものです。
そして当の鈴木のりたけさんはというと、遊び過ぎて浪人してしまったそうです。
鈴木のりたけ 一橋大学社会学部入学
一浪後に、一橋大学社会学部に合格、入学します。
一橋大学を卒業後、JR東海に入社。しかし、「ここではないな」と2年ほどで退社。
その後、新聞や雑誌の広告を作るデザイン事務所に入り、8年ほどグラフィックデザイナーとして働く。
「ケチャップマン」という絵本を出版する事ができ、彼の代名詞である「しごとば」シリーズを書き始めると同時に会社を辞めて、絵本作家1本となる。
この「しごとば」シリーズは子供が好きでしたねー。特に好きな職業のものは、食い入るように見て「こんなところにこんなのがあるよ！」と報告してくれます。
もちろん大人が見てもすごく楽しいです。この記事を書きながら小6息子に「しごとば」シリーズの絵本の事を話すと「あー！！見たい！また見たい！」と叫んでました（笑）
また幼少期の時には発見出来なかった事柄が出てきそうですよね。
鈴木のりたけの家族（嫁・子供のこと）
鈴木のりたけさんは奥様と2男1女の5人家族です。
現段階では奥様の情報は見つかりませんでしたが、お子様は現在、長女中学3年生、小学6年生と小学4年生の男の子ふたりです。
長女が小学2年生の時に学校に行きたくないといい、それから下の子二人も自分から学校に行きたくないと言ったそうです。（現在はフルースクールに通っている。）
1年位、不安で悩んだそうですが、長女に詰問するようになったりと、このままではいけないと考えます。
1年位は悩みましたが、やがて私たち家族の生活を豊かにするためにお金を稼いでご飯を食べて生きているのに、学校という存在にここまで縛られる必要はあるのか？と考えるようになり、吹っ切れました。フリースクールの仲間に同じような考え方の人がたくさんいたのも大きかったです。
引用元：はぐくむ
鈴木のりたけさん自身が「大学に行って、一部上場企業に入れば大丈夫」とご両親に育てられて、実際にその通りにしたけれど、「違う」と思って最終的に絵本作家に転身。
他の人であれば、その通りにして幸せになる場合もあったかもしれないけれど、のりたけさんの場合は違った。
私自身も両親にそこそこの大学に入って、そこで人生の伴侶に出会って結婚するのが幸せと途中まで親のレールに乗って人生を歩んできたけれど、結局、途中でパティシエの道を選びました。
両親は私の事を思ってという事は分かっていますが、本当の意味で「見守る」という行為がどれだけ大変なのかは、自分が親になって実感中。
親も子供と一緒に成長過程です。何が将来、子供たちの本当の幸せになるかは選んでみないと分かりませんよね。
学校で集団生活も大切だと思います。だけど、子供はロボットではないし、みんな個性はバラバラです。
みんながみんな同じでなくてもいいのではと個人的には思います。
鈴木のりたけの収入
本の印税はどう計算するのか？
本の印税とは基本的に【本の定価の５～１０％】が支払われることになります。
印税は出版社と筆者の契約次第という事になります。
ゆえに【本の定価×部数×（今回は例えば）10％】が印税収入として受け取れる金額になります。
例えば1,000円の本が1冊売れたら100円が印税収入として受け取れます。
それでは鈴木のりたけさんの場合に当てはめるとどうでしょうか。
鈴木さんの最新刊『しごとへの道』は、パン職人、新幹線運転士、研究者の3人が現在の職業につくまでに、どのような人生を送ってきたのかを描いたノンフィクションマンガです。
この『しごとへの道』は20万部突破のヒットとなりました。
この場合、例えば１０％として計算してみると・・・。
本の定価\1430×本の部数200,000×１０％＝￥28,600,000
鈴木のりたけさんの印税率が１０％とは限りませんが最大で約￥2860万の印税収入という事になります。
絵本は制作に時間がかかるため1年に2～3冊作れるかどうかとご本人がおっしゃっています。
全てが20万部越えのヒット絵本というわけではありませんが、鈴木のりたけさんの絵本は毎回話題になっているので、おのずと年収が予想できますね。
『しごとば』シリーズはなんと13周年で累計33万部を超えるそうです！すごい！
時代が変わっても愛され続ける絵本ですね。
鈴木のりたけ・情熱大陸に出演
8月6日の毎日放送【情熱大陸】に出演予定の鈴木のりたけさん。
鈴木のりたけさんのお顔を知らなくても、絵本は「これ知ってる！」っていう人が多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
【情熱大陸】では絵本の向こう側でどういった思いで絵本を作成されているのか、どういった環境でうまれているのかなど紹介されるのでしょう。お子さんも少し出演されるようなので、子供さんとどう関わってらっしゃるのか垣間見えるのかなと、とても楽しみです！
鈴木のりたけのまとめ
8月6日の【情熱大陸】に出演される絵本作家・鈴木のりたけさんは、幼い頃から明るく目立ちたがり屋で器用なタイプ。
高校は進学校で有名な静岡県立浜松北高校。大学は一浪後、一橋大学社会学部に合格。
JR東海に入社するが、2年ほどで退社。グラフィックデザイナーを経て、絵本作家へ転身。
「ケチャップマン」でデビュー後、「しごとば」シリーズが累計33万部の大ヒット！
鈴木のりたけさんは妻、1女2男の5人家族。
最新刊「しごとへの道」は20万部以上売り上げる。印税率最大１０％として考えたとして、この「しごへの道」の印税は￥2860万となる。
【情熱大陸】でなかなか垣間見る事の出来ない人気絵本作家の日常が見れるとあって、ＳＮＳでも話題です。
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