こんにちは!管理人のyukariです。
5月13日放送のNHK番組「あの人の本棚」は校正者の牟田都子さんです。
あまり知る機会のない‟校正者”というお仕事。
牟田都子さんが校正者になったきっかけとは?
彼女の経歴に学歴、結婚相手など、気になる事を調べてwiki風にまとめてみました。
是非最後までチェックしてみて下さいね。
牟田都子(むた・さとこ)のプロフィール
明日夜は「 #心おどる #あの人の本棚 」
— NHK趣味ココ (@nhk_syumicoco) May 12, 2025
8人の著名人の本棚から人生の転機になった本を紹介。
第7回は人気校正者の牟田都子さん。校正とは本や雑誌の誤字や表記の乱れをただす、とてつもない集中力を要求される仕事。そんな牟田さんの本棚は?
ナレーション #大倉孝二 さん#Eテレ 明日夜9:30 (5/13) pic.twitter.com/oAWdaLsdtT
【生年月日】
1977年生まれ
【出身地】
東京都
【趣味】
マラソン
牟田都子さんは大学卒業後、5年間図書館員として働きます。
その後販売員を経験し、30歳で講談社に転職して、校閲部に配属されます。
2018年からは個人で書籍・雑誌の校正を行っています。
牟田都子さんのご両親は、二人とも同じく講談社で校正者として働いていました。
親の教育が割と厳しい方で、おもちゃも買ってもらえない、テレビ見せてもらえなかったとか。
テレビはニュース以外は見せてもらえなかったし、ファミコンは一日30分だけ!
言葉を正しく使わないと注意されるため、学校で書いた作文などは父親に見せた事がないそうです。

結果的に、そういったご両親の教育が牟田都子さんの力にはなっていったのですね。
空いた時間を読書に費やし、自然と本に触れる機会が多かった牟田さん。
大学卒業後に図書館員を経て、石鹸など基礎化粧品を売る会社の販売員として働くが、向いておらず悩みます。
そんな時に父親から「腕を磨けば一生やっていける仕事だよ。」と勧められたのが校正者になるきっかけだと言います。
実は牟田都子さんの現在のパートナーも校正者なのです。
牟田都子の夫も校正者
牟田都子さんの家族構成は同じく校正者の夫と2匹の猫(みたらしとユキチ)と東京都の吉祥寺にお住まいです。
都子さんの夫とは講談社の校閲部で出会ったそうです。
マラソンという共通の趣味もあり、意気投合されたのですね。

画像:北欧、暮らしの道具店
右:みたらし
左:ユキチ

画像:ilove.cat
牟田都子の学歴
牟田都子さんは和光大学人文学部文学科(現・表現学部総合文化学科)の出身です。
1966年に創設された歴史ある大学で人文学部は偏差値37.5です。
和光大学は多くの教育者、経営者を輩出していますが、芸能人ではSixTONESの高地優吾さん、女優の鈴木杏さん、高見恭子さんなどが卒業されています。
牟田都子の経歴
大学卒業後、図書館員になる
公立図書館の嘱託職員として5年間働き、窓口業務や選書など一通りの仕事を経験。
その後、石鹸などの基礎化粧品を販売する会社に就職。
父親の勧めで校正者に(30歳)
販売員は向いていないと悩んでいた時に、父親からの勧めで講談社の校閲部に業務委託契約で入る。
入って2年目にベテラン校正者・高畑健一氏の元で一緒に働く機会に恵まれる。
2018年に独立し、文芸書や人文書といったジャンルの仕事を主軸に校正を手掛ける。
牟田都子の手掛けた本
牟田都子さんはこれまでに数々の書籍の校正に携わってきました。
特に批評家・随筆家の若松英輔さんの書籍は30冊近く校正されています。
その他にも一部ですが、ご紹介します。
「へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々」「ブードゥーラウンジ」
(鹿子裕文、ナナロク社/ちくま文庫)
「ラブレター 写真家が妻と息子へ贈った48通の手紙」(幡野広志/ネコノス)
「はじめての利他学」(若松英輔/NHK出版)
「猫はしっぽでしゃべる」(田尻久子著/ナナロク社)
そして、牟田都子さんはご自身でも執筆されています。
【2020年】共著「あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記」(亜紀書房)
【2022年】初単著「文にあたる」(亜紀書房)
【2024年】単著「校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる」( アノニマ・スタジオ)
本の校正は、ひと月に頑張っても2、3冊しか出来ないそうです。
様々な資料を片手に一つ一つ文字を追って行きます。
校正というのは誤字脱字のような間違いを正すだけというわけではなく、著者や編集者に「おたずねする」というのが牟田さんのスタイルだそうです。
牟田都子さんの当時の講談社の上司が言うには、牟田さんは「謙虚の塊」みたいな人だとか。
‟謙虚さ”というのは校正者にとって大切な資質だそうです。
著者の世界観を崩さないように、言葉一つ一つを追って行くのは気が遠くなりそうです。
けれど思い返すと、一つの本をそれだけ深く読んだことがなかったと気付きました。
彼女の著書「文にあたる」「校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる」はあまり知る機会のない校正者の目線からの本の読み方を知る事が出来るのではないでしょうか。
まとめ
今回は「牟田都子の夫はどんな人?大学や経歴をwiki風に調査まとめ!【あの人の本棚】」と題して記事をまとめてみました。
・牟田都子の家族構成は夫(校正者)・本人・猫2匹(みたらし・ユキチ)です。
・牟田都子は和光大学人文学部文学科出身。
・牟田都子は大学卒業後、図書館員として働いた後、販売員を経て校正者として働いている。
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