NHK朝の連続ドラマ小説「ちむどんどん」で主人公に恋する好青年役を演じた前田公輝さんが記憶に新しい方は多いかと思います。
前田公輝さんは、6歳で子役デビューし「天才てれびくん」出身で、実は芸歴20年以上のベテラン俳優です。
華々しく子役デビュー後、なかなか大きな芽が出ず、苦しんだ時期もあった前田公輝さん。
「ちむどんどん」以降、役の幅が広がり、多数のドラマに出演中です!
今回はそんな前田公輝さんの現在に至るまでのエピソードを交えながら、経歴を辿って行きたいと思います。
前田公輝(まえだ ごうき)のプロフィール
生年月日 | 1991年月3日 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
身長 | 180㎝ |
事務所 | ホリプロ |
趣味 | LEGO、ギター ボーリング ドラゴンボール |
特技 | ボーリング、アクション、空手 |
前田公輝の経歴
1997年 母親の提案でマナーやコミュニケーションを身につけさせるためホリプロの子役養成所へ兄妹共に入所。ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー第1期生。
6歳 永谷園の麻婆豆腐のCMで和田アキ子と共演で芸能界デビュー。
2003年~2005年 NHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』てれび戦士で出演。
2007年ホリプロに所属。
前田公輝・再ブレイクまでのエピソード4選
①永谷園のCMで和田アキ子と共演(6歳)
6歳で初めて受けた何千人規模のオーディションが永谷園の麻婆豆腐のCMでした。
なんとそれに合格します!
同じ事務所の大先輩と共演という事で、かなり天狗になってしまったとの事。
しかし、それ以降のオーディションにはことごとく落ちてしまいます。
前田公輝さんは、自分の力不足に大泣き。悔しさは半端なかったそうです。
幼稚園の卒園文集には「アッコさんみたいにオーディションがなくても仕事がもらえますように」と書いたとか。
子供はいい意味で素直で単純だから、何千人から選ばれたら有頂天になるのは当然だよね。
②ごくせん出演後
前田公輝さんが17歳の時に仲間由紀恵主演「ごくせん」に出演。
「ごくせん」は人気ドラマだったため、自分の知名度がグッと上がったことを実感します。
10代の前田公輝さんは仕事があるのが当たり前だと思っており、周りから学ぶ姿勢がなかった。実力がないのに、プライドは高かったと振り返っています。
次第に頂けるオーディションの数も減っていき、前田公輝さんの暗黒時代に突入します。
③暗黒のヒール役時代
しだいに仕事が少なくなり、20歳前後は本当に仕事が入って来なかったそうです。
自分より下の世代が主演を務めることが多くなり、辛い時代が続きました。
「ワイルド・ヒーローズ」や「ガードセンター24 広域警備指令室」などで犯罪者役を演じる事が多くなり、朝ドラに出たい!という目標から遠ざかっていないか不安になります。
けれどこのヒール役(主にプロレスの試合で、悪役に徹する選手のこと。前田公輝さんは悪役でなはく、こうおっしゃっていました。)と向き合って演じた結果、思わぬ評価をもらい前田公輝さんの強みとなります。
ドラマと映画が話題となった2015年の「HiGH&LOW」の撮影中は、
人生最大のスランプに陥ってたとか。
小さい頃に空手をやっておりアクションには自信がありましたが、その時はまともにアクションも出来なかったそうです。
その時に、その苦しみから目を逸らさずに、がむしゃらに向き合ってきたからこそ現在の前田公輝さんがあるのですね。
④「ちむどんどん」恋する青年役
最初はやりたくなかったヒール役を一つ一つ丁寧に演じていった結果、朝の連続ドラマ小説「ちむどんどん」の主人公に恋する青年の役のオファーが舞い込みます。
驚きましたね、マネージャーから電話で聞かされた時は駅にいたんですけど、嬉しくて嬉しくて高い声で「まじっすかー!」と言って、周りに人がいるのにずーっとニヤけてしまいました。
引用元:婦人公論.jp
その姿が目に浮かぶよう!
こっちまで嬉しくなっちゃいますね。
前田公輝さんは今までヒール役を沢山演じてこられたと思うのですが、沢山苦しい思いも経験してきたからこそ、謙虚で相手に対する嫌味のなさがインタビューなどでにじみ出ています。
インタビューの前には「今日はお声がけいただいてありがとうございます。よろしくお願いします」と挨拶したり、サービス精神が旺盛なので良くおしゃべりをされて、楽屋でも笑いが絶えないそうですよ。
まとめ
今回は俳優・前田公輝さんの経歴についてまとめてみました。
・前田公輝は6歳でデビューし、天てれ出身である。
・前田公輝は「ごくせん」以降、仕事が激減した時を乗り越え「HiGH&LOW」で転機を迎える。
・前田公輝は念願の朝ドラ「ちむどんどん」に出演し、再ブレイクした。
今後、前田公輝さんがどんな役柄を演じていくのか、とても楽しみですね!
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